日本国内でのSysdig製品の取り扱いを開始

ダイワボウ情報システム株式会社

 

ダイワボウ情報システム株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社⾧:松本 裕之、以下DIS)は、コンテナとクラウドの統合セキュリティリーダーであるSysdig, Inc.(本社:米国・カリフォルニア州、CEO:Suresh Vasudevan、以下 Sysdig)とディストリビューター契約を締結しました。SysdigとDISは、Sysdigが提供するソリューションの日本国内販売において協業を開始することで、企業が無駄なく効率的にセキュリティの侵害を阻止することを支援してまいります。

 

 

働き方の多様化や新型コロナウイルスの影響によりクラウド関連サービスの利用が拡大する中、従来型のセキュリティモデルでは、十分なリスク対応ができなくなっています。
コンテナとクラウドの採用が加速するにつれて、ほとんどの企業はコンテナとクラウド環境の可視化に苦労しています。クラウドのワークロード、サービス、アイデンティティが相互に依存し合うことに伴い、より攻撃対象が生み出されます。

 

Gartnerの調査では、「クラウドサービスへのサイバー攻撃を受けた原因のほぼすべてが、利用者側の設定や構成のミスによるもの」と報告されています。また、2023年時点のクラウドセキュリティの障害の少なくとも99%は、利用者側の過失によるものと予測しています。しかし、コンテナは本質的にブラックボックスです。 中身が見えにくく、とても早く変化します。「Sysdigによる2023年度クラウドネイティブセキュリティおよび利用状況レポート」によれば、コンテナの72%は5分未満で稼働しています 。従来のセキュリティツールでは、コンテナ内を確認したり、Kubernetesの動的な性質を処理したり、マルチクラウド全体にスケーリングしたりすることは困難です。独自のセキュリティツールでは、オープンソースソフトウェアで可能な標準化とイノベーションの速度についていくことができません。


クラウドとコンテナセキュリティのリーディングカンパニーであるSysdigは、ランタイムに関する深い知見を利用して、開発ソースから実行環境までのソフトウェア開発ライフサイクル全体を保護することで、クラウドセキュリティに対する包括的なアプローチをとっています。
また、Sysdigは、クラウドにおける脅威の検知と対応のためのオープンソース標準であるFalcoの生みの親として、クラウドのワークロード、ユーザー活動、クラウド活動を監視することにより、セキュリティチームがサイバーセキュリティ攻撃から防御できることを支援します。Sysdigの深いランタイム脅威検知は、最大のリスクを生む脆弱性、設定ミス、コンプライアンスギャップに焦点を当てることで、企業のセキュリティ体制を改善するのに役立ちます。
2022年の実績として、Sysdigはクラウドとコンテナのセキュリティプラットフォームの継続的な採用により、新規顧客獲得数が前年比2倍以上となっています。また、グローバル展開も拡大し、現在では40カ国以上でお客様にサービスを提供しています。

 

 

DISは、Sysdigが提供する製品ソリューションを、日本全国約90拠点の営業網による地域密着型の営業体制により、約1万9,000社の販売パートナー様を通じて、全国の利用ユーザーへお届けし、また技術面を含めた付加価値の提供をしてまいります。この活動を推進することで、企業のデジタル化とビジネス変革をサポートし日本のDX化に貢献してまいります。また、DISは、製品ソリューションにかかわる情報や技術支援を提供するだけでなく、サブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」でSysdigの製品を取扱うことにより、アカウント従量制料金の管理運用をスムーズに行うことを可能とします。営業、教育支援とサポート体制拡充にあわせて、当社が持つ従来の商取引基盤に対応させることで、日本の商習慣に適した展開により多くのパートナー企業や日本の中堅中小企業のお客様へサービスを普及して参ります。


Sysdig社のCEOであるSuresh Vasudevanは、次のように述べています。
「この度、DISとディストリビューター契約を締結できたことを大変嬉しく思います。日本中の企業がコンテナ、Kubernetes、サーバーレス技術を採用し、新しいアプリケーションと収益源を構築しようとしています。企業が最新のインフラに移行する際、クラウドのスピード、規模、複雑性に適応したセキュリティアプローチが必要です。当社の最大の顧客には日本企業も含まれており、当社は日本企業が自信を持ってクラウドネイティブのワークロードを実行できるよう支援することを約束します。日本全国をカバーし、日本市場に合わせた強力なパートナーネットワークを通じて、DISと協業できることを楽しみにしています。」


Sysdig社のCTO&FounderでWiresharkの著者でもあるLoris Degioanniは、次のように述べています。
「クラウドを採用しているあらゆる規模の企業や組織が、クラウド中心の世界に適応する際に重要な課題に直面しています。組織は、ソフトウェア開発ライフサイクルを通じてリアルタイムの脅威検知に重点を置いたセキュリティソリューションを確実に導入する必要があります。ランタイムに関する深い洞察力を持つSysdigは、クラウドセキュリティの問題を解決できる唯一の企業です。DISと協力し、日本のお客様にSysdigを提供できることを大変嬉しく思います。」


ダイワボウ情報システム株式会社 代表取締役社⾧ 松本 裕之は、次のように述べています。
「企業のデジタルトランスフォーメーション対応や働き方改革が加速し、テレワークの導入やクラウドサービスの利用が拡大する中、情報漏えいなどのセキュリティリスクへの対策やネットワーク環境の強化が課題となっています。コンテナ、Kubernetes、クラウドインフラストラクチャを横断して、脆弱性、設定ミス、過剰なパーミッション、ランタイムの脅威や異常など、リスクを統一的に把握することができるSysdig社のセキュリティプラットフォームの提供により、日本のあらゆる規模のお客様の課題解決に貢献してまいります。」

Sysdigについて
Sysdigは、クラウドとコンテナのセキュリティ標準を推進しています。Falcoとsysdig-ossをオープンソースの標準規格かつSysdigプラットフォームの主な構成要素として作成したことで、クラウドネイティブ環境におけるランタイム脅威検知と対応の先駆者となっています。Sysdigのプラットフォームで、ソフトウェアの脆弱性発見と優先順位付け、脅威の検出と対応、クラウドサービスの設定ミス検知(CSPM)、過剰な権限チェック(CIEM)、コンプライアンス管理まで対応可能となります。コンテナやKubernetesからクラウドサービスまで、お客様は開発ソースから実行までリスクを視覚化させることで、セキュリティリスクの死角や当て推量、ブラックボックス等を無くすことが可能です。米国カリフォルニア州に本社を置き、2013年の設立以降、世界中の最も革新的な大企業がSysdigを採用しており、国内大手企業でも採用されています。日本法人はSysdig Japan合同会社です。

(ウェブサイト:https://sysdig.jp/


ダイワボウ情報システム株式会社について
DISはIT流通を支える国内最大級のディストリビューターとして、国内外約1,300社に及ぶメーカー・サプライヤーから仕入れたIT関連商品を、国内約19,000社の販売パートナー様を通じて、全国各地のエンドユーザー様へお届けしております。全国約90の営業拠点を擁し地域に密着した営業体制を構築し、「顔の見えるディストリビューター」としてお客様の多様なご要望にお応えすることができます。
URL:https://www.pc-daiwabo.co.jp/


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