当社グループは、製品安全はユーザーの最低限の品質ニーズであると認識し、製品の安全確保、品質保証に取り組んでいます。
産業機械事業では、機械の安全性に対して設計段階におけるデザインレビューや妥当性確認を行うとともに、出荷検査にて安全基準・品質基準の充足を確認しています。また顧客とともに自動制御や安全装置による製品仕様のカスタマイズを進めています。

生産施設においては、安全性が最も重要な課題であると認識しています。産業機械事業においては、日常的に安全検査、設備改良、労働環境改善などのリスクマネジメントを行うとともに、安全衛生委員会で必要な改善点を議論し、確認しています。従業員に対する安全教育も行っており、これらの結果として近年の労働災害は減少傾向にあります（詳細は、ESGデータ「労働環境整備」を参照ください）。
また、生産施設以外でも、安全衛生は重要な問題であり、ITインフラ流通事業では、東西の大型物流拠点における労働安全に取り組んでいます。