ダイワボウホールディングス株式会社は、気候変動への対応を重要な経営課題の一つとして認識し、環境方針を掲げるとともに、TCFD※1 提言に基づく情報開示を推進しています。
また、2026年4月に発足した「GX フューチャー・コンソーシアム」※2 に加盟しました。
今後も、本コンソーシアムでの活動を通じて、脱炭素と経済成長の好循環の実現に寄与してまいります。
- 1:気候関連財務情報開示タスクフォース。G20からの要請を受け、FSB(金融安定理事会)が2015年に設立。気候変動がもたらす「リスク」及び「機会」の財務的影響を評価し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について開示することを推奨していました。TCFD はその役目を終えたとして 2023 年 10 月をもって解散しましたが、TCFD の最終提言は IFRS 財団が設立した ISSB(International Sustainability Standards Board)に引き継がれ、ISSB 基準に包含されています。
- 2:2026年4月、TCFDコンソーシアムを改組し、GXリーグの機能の一部を統合する形で、「GX フューチャー・コンソーシアム」として官民が連携してグリーン・トランスフォーメーション(GX)を推進する体制となりました。
(GX フューチャー・コンソーシアムウェブサイト:https://gx-future-consortium.go.jp/)
当社グループは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)に関わる事項を審議するため、取締役会の諮問機関として、2020年4月からESG推進委員会を設置しています。同委員会の委員長を代表取締役社長とし、気候変動リスクを含む環境マネジメントの統括責任者を務めています。そして、ESG推進委員会の下部組織として、実務レベルで協議・推進するためのESG推進会議を設置しています。ESG推進委員会での審議事項につきましては取締役会に答申・報告しています。取締役会は、ESG推進委員会からの答申・報告事項に対して決議のうえ、指示・監督しています。特に、TCFD提言に基づく開示項目を中心に気候変動に関する重要事項については当社グループのマテリアリティの一つとして、ESG推進委員会での審議を経て1年に1回以上、取締役会に答申・報告を行い積極的に推進しております。また、必要に応じて気候変動の影響を全社リスクとしてリスク管理委員会に報告・提言をしています。
気候変動に関する重要事項については、PDCAによる評価・改善を行い、実績に関する審議を毎年実施しています。
●気候変動リスク管理体制
気候変動は中長期にわたる課題と認識しており、さまざまな状況下におけるリスクや機会を考慮するため、1.5℃シナリオ、4℃シナリオの複数の将来シナリオに基づいた分析をしています。
+1.5℃の世界では、温室効果ガス削減のための規制が強化され、低・脱炭素化が進み、移行リスクが高まると考えられます。
一方+4℃の世界では、規制などの移行リスクの影響は小さいものの異常気象などの物理リスクが高まると考えられます。
時間軸の考え方
気候変動問題への対応は地球規模の課題であり、国際社会全体において2050年カーボンニュートラル実現という野心的な長期目標に向かう中、脱炭素社会の実現に向けて、企業の果たすべき役割は益々重要になっていると認識しています。当社グループにおいては、従前の2030年度目標はCO2排出削減の活動を加速させる上で非常に重要なマイルストーンでしたが、持続可能な社会を実現し気候変動の解決に持続的に貢献するためには、より長期的な視点に立った継続的な削減目標と戦略が必要と考えています。そのため、2030年度目標達成はその過程とし、 2031年度以降も見据えた、持続可能な温室効果ガス排出削減を目指す長期目標へと時間軸を拡大・変更しています。企業の社会的責任として、持続可能な社会の実現に貢献するため、これからも気候変動問題に取り組んでまいります。
シナリオ分析の前提
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シナリオ |
1.5℃シナリオ、4℃シナリオ |
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対象事業 |
ITインフラ流通事業、産業機械事業 |
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時間軸 |
短期(2030年度まで)、中期(2035年度まで)、長期(2050年度まで)の影響 |
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気候変動シナリオ
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環境負荷の少ない持続可能な社会 |
環境悪化が進んだ社会 |
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参考シナリオ |
移行シナリオ |
NZE |
STEPS |
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物理的気候シナリオ |
SSP1ー1.9 |
SSP2ー4.5、SSP3ー7.0、SSP5ー8.5 |
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気温上昇 |
1.5℃未満 |
4℃以上 |
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異常気象 |
激甚化抑制 |
長期的な激甚化 |
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経済活動と社会構造の変化 |
脱炭素と経済成長の両立 |
持続可能性を考慮しない経済成長 |
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リスク |
移行リスク |
大 |
小 |
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物理リスク |
小 |
大 |
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DIS:ダイワボウ情報システム株式会社(連結)
OM:株式会社オーエム製作所(連結:国内)
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※3 時間軸:短期(2030年度まで)、中期(2035年度まで)、長期(2050年度まで)
※4 財務影響:グループ連結にて、極大:100億円以上、大:50億円~100億円未満、中:10億円~50億円未満、
小:1億円~10億円未満、極小:1億円未満
気候変動に関する事項を推進するESG推進会議は、気候変動の影響について、ホールディングス各室とグループ会社と連携のもとリスクと機会を評価し、状況の把握を行っています。
リスク評価については少なくとも年1回、また必要に応じて実施し、ESG推進会議からESG推進委員会に報告・提言しています。
ESG推進委員会は少なくとも年1回、リスク評価及びそれらへの対策案、並びに関連する指標や目標について審議を行い、取締役会に答申・報告を行っています。
取締役会は、ESG推進委員会からの答申・報告事項に対して決議のうえ、指示・監督しています。
当社グループは、地球温暖化・気候変動を重要な経営課題の一つとして認識し、脱炭素社会の実現に向けてグループ全体の温室効果ガス削減目標を策定しました。
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マテリアリティ |
脱炭素社会の実現に向けた取り組み |
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KPI |
短期目標 |
中期目標 |
長期目標 |
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CO₂排出量削減 (Scope1+2) |
GHG排出量削減 (Scope1+2) |
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基準年 |
2013年度 |
2022年度 |
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ターゲット |
目標年 |
2030年度 |
2035年度 |
2050年度 |
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目標値 |
31%削減 |
55%削減 |
カーボンニュートラル |
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対象範囲 |
グループ(国内) |
グループ(国内・海外) |
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2025年度末時点の 進捗状況 |
2013年度比 26%削減 |
2022年度比 17%削減 |
カーボンニュートラル達成に向け 各種具体策の実施および検討 |
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自社評価※ |
★★★★☆ |
★★★☆☆ |
★★★☆☆ |
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※自社評価
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★★★★★ |
目標達成 |
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★★★★☆ |
計画を上回る進捗 |
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★★★☆☆ |
計画通りに進捗 |
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★★☆☆☆ |
計画に対して一部遅れが見られる |
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★☆☆☆☆ |
計画に対して全体的に遅れが生じている |
【短期目標】
範囲
ITインフラ流通事業:ダイワボウ情報システム株式会社(連結)
産業機械事業:株式会社オーエム製作所(連結:国内)
ダイワボウホールディングス株式会社(単体)
但しアルファテックソリューションズ株式会社及び一部拠点を除く
CO2
Scope1:事業者自らによる直接排出
Scope2:他社から供給された電気の使用に伴う間接排出
【中期~長期目標】
範囲
ITインフラ流通事業:ダイワボウ情報システム株式会社(連結)
産業機械事業:株式会社オーエム製作所(連結:国内・海外)
ダイワボウホールディングス株式会社(単体)
GHG
Scope1:CO2以外も含む事業者自らによる直接排出
Scope2:他社から供給された電気・冷水・温水の使用に伴う間接排出