当社、ダイワボウホールディングス㈱は、2009年にダイワボウグループの成長戦略の推進を期して、大和紡績㈱とダイワボウ情報システム㈱の経営統合を機に純粋持株会社として設立されました。2011年には㈱オーエム製作所と統合し、現在ではITインフラ流通事業を主軸として、繊維事業、産業機械事業の3事業が、それぞれの領域で独自の強みを発揮して、業績の拡大と安定収益体制の確立に努めております。


ITインフラ流通事業のダイワボウ情報システム㈱は、1982年の設立以降、急速に普及するPC市場で、即応・即納体制を他社に先駆けて整備するなど、変化の激しいIT業界において新たな事業領域に挑みつづけ、全国各地のパートナー企業様のさまざまなニーズにワンストップでお応えしてきました。その結果、独立系マルチベンダーとして世界中のIT関連メーカー様と密接に連携し、あらゆる商品・サービスを最適な組み合わせで提供する体制を確立するとともに、Face to Faceの提案営業により取引先様から厚い信頼を寄せていただいたことで、国内最大級のITディストリビューターにまで成長を遂げました。


1941年から続く繊維事業は、社名の由来である紡績業を原点としながらも、時代の流れの中で社会的なニーズを把握し、繊維の持つ多様な素材特性を生かした研究開発に注力してきました。今では、紙おむつなどの生活資材から土木用シートなどの産業資材まで、多岐にわたる用途で製品を展開することで安定的な事業基盤を築いております。また産業機械事業は、大和紡績㈱の機械部門をルーツにしていますが、合併を経て工作機械・自動機械の製造が主業となりました。特に航空機エンジンの部品加工をはじめ、重化学工業を中心に活用される立旋盤の分野では、匠の技術を評価いただくことで高いシェアを獲得しております。


いずれの事業も、時代に合わせて変化しつづけたことで、それぞれの市場で競争力を高めてまいりました。その対応力こそが、当社グループの最大の強みと考えております。当社は、それぞれの中核事業会社のもとで主要3事業の権限と責任を明確にしながら、その中でグループの一体感を醸成し、迅速な意思決定とガバナンス強化を推し進めています。


これからも、当社がさらなる発展を実現するためには、新たな時代にスピーディに対応していくことが欠かせません。従来の考えにとらわれず、あらゆる可能性を模索し、果敢にチャレンジすることで、経営基盤の強化および企業価値の向上に取り組みます。そして、ステークホルダーの皆様の信頼をより強固なものとし、幅広く社会に貢献できる企業でありつづけられるよう、グループを挙げて尽力してまいります。


今後とも一層のご指導とご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長

西村 幸浩