大盛況だった「DISわぁるどin北海道」

91社が最新の機器・ソフトを披露、道内では最大級のIT総合展に

 

ダイワボウ情報システム(DIS)は7月25、26の両日、札幌市白石区の札幌コンベンションセンターでIT機器の総合展示会「DISわぁるどin北海道」を開催しました。北海道では過去最大級のIT関連総合展となり、道内各地から集まった多くの来場者でにぎわいました。
DISは毎年1~2回、全国各地の中核都市でDISわぁるどを開催しています。メーカーなどの個展はあっても、国内外で流通するIT機器やソフトウェアの全体像、それも“旬”の商品などに接する機会がほとんどない地方都市での開催は、マルチベンダー、地域密着を標榜するDISならではの総合展としてIT業界でも大きな話題を呼んでいます。昨年秋の「岡山わぁるど」には国内外のベンダー125社が出展し、2日間で2800人を超す来場者がありました。
“ITサッポライズ”をテーマにした「北海道わぁるど」は、展示面積3,300平方㍍・200小間を超える規模で、国内外のハードメーカー、ソフトウェアメーカー、通信業者など91社が最新の機器やソフト、システムを披露しました。中でも注目されたのがいま話題のタブレットPC を始めとするモバイル端末で、国内で流通するほぼ全機種が顔を揃えました。またサーバ仮想化やクラウド、WiMAX、ネットワーク関連製品など実際のビジネスに役立つソリューションの展示も充実していました。
更に今後モバイルシーンの中心になるであろうと予想されるUltrabookやタブレットなどの商品展示や関連セミナーで構成する「モバイル関連製品特別展示コーナー」が人を集めていました。このほか「模擬教室」などによる教育ICTソリューションの提案なども、学校の教師など多くの教育関係者の関心を呼びました。
DISわぁるどは基調講演・特別講演やセミナーの充実も大きな特徴で、今回は東京大学の伊藤元重教授、ITジャーナリストの林信行氏、日本マイクロソフトの樋口泰行社長、北海道大学の丹田聡教授がそれぞれ講演し、多くの聴衆に感銘を与えました。これら以外にも2日間に渡って各種ITビジネスセミナーが多数開かれました。

 

次回は福岡県北九州市で 11月20~21日に開催

なお、次回の「DISわぁるど」は11月20、21の両日、福岡県北九州市で開かれます。会場はJR小倉駅から徒歩5分の「西日本総合展示場新館」(北九州市小倉北区浅野)です。事務局となるダイワボウ情報システム北九州支店の秦博充支店長は、業種を問わず展示会等が多数開催されている福岡市とは対照的に、北九州でのこういった総合展示会開催は極めて稀だと説明。それだけに目標は大きく「DISが北九州を活性化させる」ことで、「お客様の心に響く感動を、より多くの方に伝えます」と決意を語ります。

加速する「DIS mobile WiMAX」

人口カバー率99.9%のハイブリッドも展開

 

ダイワボウ情報システム(DIS)は、UQコミュニケーションズ(UQ)のインフラを利用した次世代高速ワイヤレスインターネットサービスWiMAXを「DIS mobile WiMAX」として全国展開していますが、基地局開局などインフラ拡充と連動してDISの取り組みも活発化しています。
UQによると、6月29日の基地局開局によってWiMAXの全国人口カバー率は90%を超えました。全国主要都市でのカバー率は99%以上で、WiMAXが利用できる自治体数は全国1,134市町村を数えます。屋外エリアに加え、地下鉄・地下街などの屋内、鉄道沿線などの生活導線のエリア整備も加速しています。
DISではこういったインフラ加速に合わせる形で、基本となる月額プラン、従量定額プランのほかにも、同社オリジナル商品「DIS mobileパッケージ」を提供するなど、各種サービスを充実させています。さらに今年3月から日本全国のWiMAX + auエリア(※1)で利用できる ハイブリッドWiMAX Speed Wi-Fi「Wi-Fi WALKER DATA08W/ DM」の取り扱い、および契約専用プランDiSM Flatプラスの提供も開始しています。WiMAXが全国人口カバー率90%まで進んだとはいえ、ごくたまに未開局地域に出張した際にインターネットが切断された経験をお持ちの方も多いと思います。しかしこのハイブリッドを使用すると、自動的にauの3G機能が稼働して切断を防ぎます。
現在、WiMAX Speed Wi-Fi(WiMAX + au)専用料金プラン「DiSM Flatプラス」、またはWiMAX専用プラン「DiSM Flat 年間パスポート」に新規契約していただいた方には、Uroad8000ルータ(※2)がプレゼントされるキャンペーンも始まっています。
なおダイワボウライフサポートが運営するダイワボウホールディングスの社内販売サイトEC-Daiwabo plusでも「DIS mobile WiMAX」が紹介され、契約も可能となりました。

(※1)人口カバー率99.9%
(※2)ご利用には、別途ご契約が必要です。また、WiMAXエリアのみ利用可能製品です。
★キャンペーン対象は2012年8月31日まで。新規契約が成立された場合に限ります。

大和紡績が香港現地法人、大和紡績香港を設立

ダイワボウホールディングスの中間持株子会社である大和紡績は、海外販売拠点として香港にDaiwabo Hong Kong Co., Limited(大和紡績香港有限公司)を2012年4月1日に設立しました。大和紡績香港は、ダイワボウグループの主要取引先のアジア拠点に対する販売活動と、ダイワボウグループ各社の機能素材と海外拠点を連動させ、グローバル展開を加速させることを目的としています。今後、大和紡績香港は香港の整備された金融インフラを活かして、アジア地域における事業・財務・資本面での統括業務も視野に入れた事業活動を行っていきます。

 

Daiwabo Hong Kong Co., Limited
(大和紡績香港有限公司)
代表者 有地邦彦
所在地 香港九龍尖沙咀廣東道5號海洋中心
(Ocean Centre)16樓♯1620

オーエム製作所が台湾で立旋盤の現地生産を開始、12月に工場竣工

 

台湾オーエム 新工場(完成予想図) 南投縣南投市
2012年12月竣工予定

オーエム製作所が2010年7月に設立した台湾オーエムでは、中国を始めとした新興国市場向けに開発した汎用立旋盤「OM-REXER」シリーズの委託生産を行っています。このたび新工場で立旋盤の主力機種「Neo-EX」シリーズの自社生産を開始することとなりました。新工場は、OM-REXERシリーズの委託生産先であるMANFORD社が建設する工場建物一棟を賃借するもので、12月の竣工に向けて台湾オーエムでは人員の採用と新工場に設置する生産設備の導入など準備を進めています。12月の竣工時にはオーエム製作所からも組立員を派遣し、生産の円滑な立ち上げを目指します。
増資後の台湾オーエムの2012年度生産台数は、OM-REXER、Neo-EXシリーズ合わせて年間20台でスタートしますが、来年度には新興国向けの新機種の開発・生産開始を予定しており、中期経営計画「イノベーション21」最終年度である2014年度には年間85台の生産を目指します。

 

台灣鷗愛慕股份有限公司(台湾オーエム)
代表者 大森 博
所在地 台中縣太平市新仁路一段18號(2012年11月まで)
南投縣南投市自立三路17號(2012年12月から)