「DAIWABO HOLDINGS Digest no.77」全ページはこちらからご覧いただけます。(PDF:3.9MB)
来年4月1日、当社グループは「MUSUBITE 株式会社」として新たなブランドストーリーを歩み始めます。新社名に込めた想いと、私たちが未来に向けて目指す企業グループの姿について、西村社長が語ります。
ダイワボウホールディングス
代表取締役社長
西村 幸浩
新社名への決意
来年4月1日、当社グループは新たなスタートを切ります。持株会社であるダイワボウホールディングス株式会社は「MUSUBITE 株式会社」へ、そしてITインフラ流通事業を担うダイワボウ情報システム株式会社は「DIS株式会社」へと社名を変更します。
社名は企業の歴史や価値観を象徴する、代々受け継がれてきた大切な資産と言えます。その名前を変えることは、決して簡単なものではありませんでした。なぜ社名を変更するのか、そして「MUSUBITE」という新しい名前にどのような想いを込めたのかを、皆さんにお伝えしたいと思います。
「ダイワボウ」という名前は祖業である大和紡績株式会社に由来し、長年にわたり多くの方々に親しまれ、当社グループの歴史そのものと言える名前です。その大和紡績が当社グループから2024年3月に独立し、現在はITインフラ流通事業と産業機械事業の2事業体制として新しい歴史を歩み始めています。この当社グループの事業実態をより正確に表すために、また大和紡績も再上場を目指して歩み始めていることも踏まえ、このタイミングで「ダイワボウ」から卒業し、新しい社名にすることが最適だと考えました。
新しい社名をゼロから考える
新しい社名を考えることは想像以上に難しい挑戦でした。2009年の経営統合による商号変更の際は「ダイワボウホールディングス」という祖業の名前を引き継ぐことが自然な流れでした。しかし今回は、まったくゼロから新しい企業グループの名前を考えなければなりません。プロジェクトが始まったのは2025年5月。「社名を変えるとはどういうことか」「ブランドとは何か」という基本的な考え方をプロジェクトメンバー全員で学び直し、多くの企業事例も研究しました。
特に時間をかけて議論したのが、持株会社とダイワボウ情報システムの新社名の関連性をどうするかという点です。ダイワボウ情報システムの新社名を先に決めて、親会社である持株会社がその新社名に関連する社名にするのか。持株会社が「DIS」の名前を引き継ぎ、ダイワボウ情報システムが全く新しい名前にするのか。さまざまな選択肢を検討しました。
議論を重ねる中で改めて見えてきたのは、それぞれが目指す姿でした。
持株会社の役割はグループ全体のパーパスを実現し、「なくてはならない企業グループ」として「All-in-One Solution Company」へ導いていくこと。一方、ダイワボウ情報システムは、これまで培ってきた商人としての強みを生かし、ITの力でこれからも全国へ新しい価値、新しい未来を届け続けることです。
どちらか一方に合わせるのではなく、それぞれが大切にしたい「ありたい姿」を尊重した結果、それぞれが独自に新しい社名を考えるという結論に至りました。親会社と子会社が同じブランド名を冠する企業グループも多くありますが、私たちは、それぞれの使命を最も素直に表現できる名前を選ぶことが、これからのグループの成長につながると考えました。
「ありたい姿」から生まれた「MUSUBITE」
その後も何度も議論を重ね、250を超える候補の中から9案に絞り、ホールディングス社員へのアンケートも実施しました。最終的に3案まで絞り込み、最後まで討議を重ねた結果、最も当社グループのパーパスを体現している名前として選ばれたのが「MUSUBITE」です。
私たちのグループは紡績事業から始まり、技術力と営業力を強みに事業領域を広げながら成長してきました。その歩みを振り返ると、常に「つなぐこと」「結びつきを生み出すこと」によって新しい価値を創造してきた企業グループであったことを改めて認識します。
ITインフラ流通事業でも、メーカーと販売パートナーを結び、日本全国にいるその先のお客様へ価値を届けてきました。当社グループがこれから新しい事業領域へ挑戦していく中でも人とテクノロジー、人と人を結び、企業が社会につながることで新たな価値を生み出していくことこそが、私たちの本質であると考えています。
だからこそ、「バリューチェーンで、人をつなぐ、社会をつなぐ、未来へつなぐ」というパーパスを実現する企業として「結び手」であり続けたい。その想いを、この社名に込めました。
「結ぶ」ことが、私たちの価値創造
どれだけテクノロジーが進化し、社会がどのように変化しても、その変化の中心にいるのが「人」であることは変わりません。人とテクノロジー、人と価値、人と人。その結びつきがあるからこそ、新しい価値は生まれます。そしてバリューチェーンというその価値には、お客様だけでなく、取引先パートナー、地域社会、そしてグループで働く一人ひとりへの感謝と尊重が含まれています。バリューチェーンの広がりは、信頼関係がより高まっていくことでもあります。
社名は変わります。しかし、私たちが大切にしてきた「人を想い、価値をつなぎ、新しい未来を創る」という姿勢は変わりません。社会の変化がますます加速する時代だからこそ、結ぶことを私たちの強みに変え、新しい未来を切り拓いていきたいと思います。そして皆さん一人ひとりが「MUSUBITE」という新しいグループに、新しい歴史と価値を積み重ねる担い手になってくれることを期待しています。
新しいシンボルマーク「Mindful Knot」
ロゴマークにも私たちの考え方を表現しています。中央の結び目は「結ぶ」という意思を象徴するとともに、人と人が心を通わせる「握手」の姿も重ね合わせています。このシンボルマークには「Mindful Knot」という名前を付けました。皆さんにもぜひ、この名前で親しんでいただければと思います。
名称
Mindful Knot