中国『CIPM2023年秋季』について

世界最大の製薬機械産業展CIPM 短納期化のアピールを継続、中国市場の拡販を図る

2023年11月13日~15日の3日間、中国福建省の厦門市で『第63届 全国制葯机械博覧会 中国国際制葯机械博覧会(CIPM2023年秋季)』が開催されました。CIPMは世界最大の製薬機械産業展の1つで、1991年以来62回の開催実績がある展示会です。

 

オーエム機械は、中国生産1号機のVCRE45横型カートニングマシン+メリーゴーランド式自動供給装置を、CKD製ブリスター包装機、大森機械工業製ピロー包装機とともにライン出展を行いました。これはライン能力で世界最高速のPTPピロー包装ラインです。

 

前回(CIPM2023年春季) はコロナ明け直後だったので出展を控えていた欧州などの海外メーカー各社も今回は出展を再開しており、オーエム機械のブース来場者数もコロナ前のCIPM2019年春季と同程度にまで回復し、賑わいを取り戻してきました。

 

本展示会は、中国のローカルメーカーの品質・機能アップと、一貫包装ラインを1社で賄える欧州メーカー並みのラインナップをそろえたことが顕著に表れた展示会でもありました。


そうした中で、オーエム機械は中国生産をスタートしたことにより価格・納期の競争力をアップすると共にアフターサービス体制も充実したことを展示会でアピールした結果、引合い件数が急増しました。これを機に、中国市場で日本品質を維持しながらコストダウン、短納期化のアピールを継続し、実績を積み上げることで中国市場の拡販を図ります。