日本のDX推進の遅れを挽回するために
「DX-Ready」をテーマに情報発信とソリューション紹介

約95%の国内企業がDXに遅れている
本格的なDX推進へ導くテーマで開催

ダイワボウ情報システム(DIS)が主催するICT・IoTの総合展示会「DISわぁるど」のオンラインイベントである『DIS WORLD Digital Days』が、2021年11月22日から26日までの5日間にわたり開催されました。DIS WORLD Digital Daysは同年2月に初めて開催され、今回はその2回目となります。


今回は本格的なDX(デジタル・トランスフォーメーション)時代に向けた顧客の取り組みを支援する、DXへの備え、という意味を込めて「DX-Ready」というテーマが掲げられました。その背景として、経済産業省が2020年12月に公表した「DXレポート2」で「約95%の企業がDXにまったく取り組んでいない、あるいは取り組みを始めた段階」と指摘されているとおり、日本全国でDXの遅れが課題となっています。

話題のデジタル庁や経産省も登壇
サイバー空間の展示会も好評

そこでDIS WORLD Digital Daysでは顧客のDX推進を促進するための情報発信と取り組みを支援するさまざまなソリューションを紹介しました。顧客が今まさに直面している課題とDIS WORLD Digital Daysのテーマが見事に合致し、5日間の来場者は総計27,694名に達しました。講演・セミナーなどのプログラムは、DX-Readyについて「Cloud-Ready」「Security-Ready」「Collaboration-Ready」「Digital-Ready」の4つのカテゴリーに分けて、日替わりで開催され、DXをグローバルでけん引するICT企業のキーマンをはじめ、政府や自治体のDXを推進するデジタル庁や国内のDX推進の旗振り役である経済産業省の各担当者も登壇するなど、DX推進に関して多様な観点からヒントが得られる豊富なプログラムが提供されました。


ICTトップベンダー、デジタル庁や経済産業省などのDX有識者が日本のデジタル社会実現に向けた取り組み、その際のビジネスチャンスについて講演する「キーノート」、販売パートナーやユーザー企業等の方々がそれぞれの視点で講演やディスカッションを行う「スペシャル セッション」、顧客の課題解決につながるさまざまなソリューションやサービスを紹介し、提案・導入の際のヒントとなる情報を提供する「ブレイクアウト セッション」にプログラムが分けられるなど、来場者の関心に応じた講演・セミナーを見つけやすい工夫もされ、どのプログラムも多数の参加者でにぎわいました。


またサイバー空間に展開された展示会場には188社の出展社による多数のソリューションが並び、空間内の移動のしやすさ、展示内容の見やすさ、操作のしやすさなどの機能や工夫が前回からさらに洗練されたこともあり、来場者と出展者の双方から好評でした。